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サクッとRailsの開発環境を作る手順

Railsの機能の検証や個人開発時にサクッとRailsアプリケーションの開発環境を立ち上げたいことがあったりする。 rails-newコマンドとDev Containerを使うと簡単に立ち上げられるので、手順をまとめておく。

rails-newコマンドを使えば、ローカル環境にRubyをインストールする必要がない(DockerさえインストールされていればOK)。

rails-newコマンドのインストール

※ Dockerがインストールされていること

インストーラーのダウンロード

README.mdを参照、latest releaseのAssets欄から対象のインストーラーをダウンロードする。 MシリーズのMacであれば、rails-new-aarch64-apple-darwin.tar.gzをダウンロードする。

rails-new-aarch64-apple-darwin.tar.gzを適当なディレクトリで展開する。 今回は、Homeディレクトリに配置したとする。

~/rails-new

rails-newコマンドでRailsプロジェクトを作成する

例として、sampleというプロジェクトを作成する。

mkdir sample
cd sample

rails-newコマンドでrailsのプロジェクトを生成する。

# DBはPostgreSQL、Dev Container用の設定が作成されるようにオプションを指定する
~/rails-new . --databases=postgresql --devcontainer --skip-test

devcontainerを使って、開発環境でRailsアプリケーションを立ち上げる

VSCodeを使って、Dev Containerを起動する。

作成したプロジェクトをVSCodeで開く

code .

rails-newする際にオプション指定をしたので、.devcontainerディレクトリに

• compose.yml
• devcontainer.json
• Dockerfile

がそれぞれ作成されている。 devcontainerからDocker Composeを呼び出して、複数コンテナを立ち上げてくれる。

VSCodeの「Remote Explore」の「Dev Containers」にプロジェクトが表示されるので、実行する。

アプリケーションの起動

実行されたら、VSCodeのターミナルから以下のコマンドを実行して、Railsアプリケーションを起動する。

bin/rails s

http://localhost:3000にアクセスする。

詳しくは公式ドキュメントを参照。

参考

• Railsガイド
• rails-new